人馬一体、一気に斜面駆け上がる 三重で「上げ馬神事」

「動物虐待では」との指摘を受け、大社側は今回、境内にある1.8メートルの土壁を20センチ低くしたほか、馬をつなぐ場所を誰でも見られるように変更した。5日も行われる。<中略>
 神事は600年以上前の南北朝時代に始まったとされ、成功した数などで農作物の豊凶などを占っている。動物愛護団体が動物虐待として県に映像を持ち込んだため、県文化財保護審議会は今年2月、調査部会を立ち上げ、文化財指定にふさわしいかを検討している。

実際に、この結果を重視している農家の人も多いと聞いた。農業というものは、その土地土地の様々なノウハウによって成り立っているもので、素人がとやかく言えるものではない。中央が農家に圧力をかけた結果、国力を大きく削がれることになった中国や北朝鮮のような例もある。日本も他国のことは笑えない。
神事の結果と農作物の豊凶の因果関係を科学的に調べた者はいるのか。いないのなら神事を非科学的な迷信だとは言えないだろう。馬の駆け上がり方は土の質に依存し、その土地の天候に大きく左右されるのかもしれない。もし間違ったやり方で神事を行って不作になった場合、誰が責任を取るのか?
動物愛護の精神はいいが、人々の生活のことを考えてのことなのか。こういうところがこの手の団体の無責任なところであり、所詮金持ちの道楽という印象を受ける。