「眉毛をそってるから」負け 鹿児島の中学総体

団体戦はダブルス、シングルス、ダブルスの計3回対戦し、先に2勝した方が勝ち進む。伊敷中が2-0で勝ったが、試合後、伊敷台中の選手が「眉毛をそっている生徒がいる」と県中体連側に訴えたという。
県中体連は大会前に、髪を染めたり、眉をそったりするなど「周りに不快感を与える服装」をした場合は、出場を認めない場合もあると、各校に知らせていた。

この記事が本当だとすれば、「眉毛をそっている生徒」は最初から出場を認められるべきではなかったのだが、一旦出場が認められた以上、「周りに不快感を与える服装」をしていなかったという判断があったわけだから、それが試合後に覆されるのはおかしい。「伊敷台中の選手」も試合開始前に訴えるべきで、負けた腹いせに相手の些細な不手際を突いて陥れることを奨励していることの方がよほど教育的ではない。