世にも珍しい試合方式で消えた優勝

三球三振させられなかったせいで、すごすごと帰り支度をしなければならないのか。2ストライク1ボールならまだ投手が優位だ。それなのにサヨナラホームランを打たれたかのような気分なのが悔しい。

まさにその通り。
韓国の1勝目は勝っても負けてもいい試合での1勝。2勝目は勝っといた方がいい試合の1勝。
それに対し、日本の1勝は絶対に勝たなくてはいけない試合の1勝だった。
韓国の2勝は2ストライクで、日本の1勝はサヨナラホームランという例えは実に正しい。

6試合勝って、たった一度負けただけなのに。<中略>
世にも珍しい試合方式のせいで韓国は最大の犠牲者となった。

これはそうは思わない。普通の試合方式の場合だってリーグ戦全勝でもトーナメントで敗退することは十分有り得る。
リーグ戦4位でも優勝の可能性があるルールで野球やってる国が言うことではない。

日本は1勝2敗で脱落が予想されたが、2次リーグ最終日に米国がメキシコに敗れる波乱があり最小失点の原則によって漁利の利で準決勝に上がった。

いや、だから本当は2勝1敗のはずだったんだっての。

 日本は韓国よりプロ野球の歴史が50年も長い。高校だけで約4700チームもある日本と、50前後しかない韓国では、基本的な資源からして相手にならない。だから客観的な戦力に優れた日本に二度連続で勝ったことさえも奇跡のような出来事だった。
 奇跡は三度はやって来なかった。

完璧に日本の方がレベルが上だって認めちゃってますね。そうは思わないんだけど。

2次リーグ以後2勝2敗の日本が決勝でキューバと試合をすることになった。

だから、本当は3勝1敗だったはずなんだってば。