プレーオフ、セも導入へ? その4

以前の記事*1では、興行的なことはまるで考えてなかったのだけど、セの場合は元々そこそこの注目度があるわけだから、わざわざレギュラーシーズンの価値を下げるようなことをするのは逆効果かもしれない。
どうしてもセ単独で導入したいのであれば、現在のプレーオフ制度を拡張する方向ではどうか。
(念のため:一応、セの現行ルールにもプレーオフ制がある)
現在のルールでは「勝率2位チームの勝利数が勝率1位チームの勝利数を上回る場合」プレーオフを行う事になっている。
これを「勝率2位チームが勝率1位チームの上回る要素を持っている場合」という風に拡げる。
例えば「勝率2位チームが勝率1位チームとの直接対戦成績で勝ち越している場合」にもプレーオフを行うとか。
現行制度よりはプレーオフの頻度が増えるのではないかと。

 理想はセ・パ合同のプレーオフだが、以前の記事で「セ・パ上位2チームによる『たすきがけ』トーナメントがベスト」と書いた。しかし、このルールだとリーグ優勝チームの優位性が高くないし、2位チーム同士の決勝の可能性もあって、リーグ優勝の価値が低く見られる可能性がある。
そこで、ソフトボールが採用している「ページシステム」のようなルールはどうだろうか:
 「プレーオフ第1ステージ」:両リーグの優勝チーム同士(1-a)と準優勝チーム同士(1-b)が対戦
 「プレーオフ第2ステージ」:(1-a)の敗者と(1-b)の勝者が対戦(2)
 「日本シリーズ」:(1-a)の勝者と(2)の勝者が対戦
これならリーグ優勝チームの優位が保たれ、2位チーム同士の決勝も回避できる。

*1:「その3」はこちらってことで。