スターウォーズ エピソード3

朝食前に家人が「いつ見に行くつもり?」と訊いてきたので、見に行くことにした。
開演1時間前に行ったので、真ん中の通路のすぐ後ろというベストポジションで見れた。
以下、ネタばれになるのでここには
「本編を見るまでパンフは見ない方がいいですよ」
とだけ書いておこう。
そんなわけで感想:
感動した!
終わった後、心の中で大拍手喝采ですよ!本当に拍手しようかと思ったくらい。
アナキンの変貌っぷりにいまひとつ説得力がないという意見もあったけど、そうは思わなかった。

「妻が死ぬかも。ぼくはどうすれば」「ダークサイドなら救えるぞよ」「マスターと呼ばせてください」

「ダークサイドなら救えるぞよ」と「マスターと呼ばせてください」の間には、「やっちゃった…」ってのがあるわけですよ。つまりもうこの時点で「暗黒面に堕ちるしか!」なわけです。

「あんたの怒りのせいで死んじゃったよ。残念だったね」で、なんで「約束がちがーう」と怒らずに皇帝の僕になるですかアナキン。

これはもうまさに「自分のせい」なわけで、約束とか関係無いわけで、これでブッ壊れちゃったわけですね。
この辺は心の弱い者にはよっく共感できるんですが。
皇帝もフォース使ってるだろうし。
そんなことより、ベタなセリフとか脚本とかの方が問題になりそうな気がしますが。
個人的には、ベタというか古典的だからこその共感や感動があるように思えます。
予知夢での妻の死の原因が自分だったなんてギリシャ悲劇ですよ。正に神話の世界。
でも、これまでの5作に思い入れが無い人にとっては、大した映画とは思えないかもしれません。
例えば、このシリーズでは音楽が非常に重要な要素になっているわけですが、
終わり近くで旧三部作の帝国のテーマやスカイウォーカーのテーマが繰り返し出てくるわけです。
これを知ってるか知らないかではそのシーンの感じ取り方が全然違ってくると思うわけですね。
クレジットの最後のところで、エピソード1・2では使われていなかったメインテーマが使われていたのも感激でした。
ただ、一つだけ残念だったことがあります。それは、
3POが金ピカになった過程が描かれてない!